3
エクスカーション
エトワール広場の中心、ルーブルとラ・デファンスのグランダルシュ(新凱旋門)を結ぶ大動脈の中央にあり、凱旋門はフランスの歴史を語るのに欠かせないシンボルとなっています。アウステルリッツの戦いの直後に大陸軍に敬意を表してナポレオン1世の命で着想され、1808年から1835年にかけて建設された、世界で最も壮大な凱旋門は古代ローマ時代の影響を持っており、19世紀にオスマン男爵の推進力のもとに敷かれた12本の大通りが形作る巨大な広場の花形でもあります。装飾は人物像、フリーズ、リュード作の翼を広げたラ・マルセイエーズなどの浅浮き彫りから成ります。
その1世紀後の1920年11月11日、第一次世界大戦の死者を表す無名戦士の遺体が、凱旋門の下部にある墓地に下ろされました。彼の上に固定された聖なるプレート上には以来消えることのない「追悼の火」が灯り、毎日18時30分に点火されています。ナポレオンやビクトー・ユーゴーの亡骸が通ったこの第一級国家行事のメッカでは、展示室にてこの国宝級モニュメントの複雑な歴史を現代的立体映像を用いたインタラクティブ方式でご紹介しています。
見学の最終段階である高さ50mのテラスからは、昼でも夜でも、オスマン式のパリの街があでやかに眼下に広がります。中でも、世界で一番美しいシャンゼリゼ大通りの眺めはまた格別です。
ParisCityVision.com では凱旋門見学に次のツアーをご用意いたしております : パリ・シティツアー&シテイツアー(パノラマ・バス)+ワイン試飲・パリのイルミネーション、パリ発見