モンマルトル
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モンマルトル地区見学

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モンマルトルは1860年にパリに併合された古い村落で、パリの北方18区、海抜130mのモンマルトルの丘の上に位置しています。坂と路地に象徴されるこの地区は、今でも村のエスプリを保っています。
237段の最上部に、エッフェル塔と並んでパリで最も高い建造物であるサクレ・クール寺院がそびえ立ちます。この前庭からのパリの展望は、市内でも有数の美しさと言えましょう。快晴時には眺望が50kmまで広がります。
画家や素描家がたむろすテルトル広場はこの至近で、その典型的な小路やシュルレアリストの作品に捧げられたエスパス・ダリ(ダリ美術館)もあります。20世紀の初頭、モンマルトルはピカソ、トゥルーズ・ロートレック、ファン・ゴッホ、モディリアーニらが住んだ、パリでも指折りの芸術の中心地でした。
丘はあの伝説的なシャ・ノワールやラパン・アジルなど、劇場やキャバレーの愛好家がよく来る場所でもあります。エディット・ピアフやジョルジュ・ブラッサンスもこういった芸術の場で第一歩を踏み出しました。レピック通りには、モンマルトルで唯一稼動可能な風車小屋ムーラン・ド・ラ・ギャレットの羽根が伺えます。かつて大衆キャバレー(ダンスホールと呼ぶ)であったこれはルノワールによってその名が不朽のものとなりました。
丘のふもとにはもうひとつの知られた風車小屋、かの有名なムーラン・ルージュがあり、多数の劇場、バー、ナイトクラブが集まるピガール地区の目印の役割を果たしています。
この地区をお祭り感覚で訪れてみませんか?


 

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