ドーヴィル

ドーヴィルは、バス・ノルマンディー地域圏のカルヴァドス県に属する町。1860年にイギリス海峡に臨む地に誕生し、フランスでもっとも名高い海水浴場となりました。パリから200kmに位置するこの町は、パリの21区と呼ばれます。
このエレガントな村、ドーヴィルは、広場やカジノ、ベルエポックの時代に造られた大きなヴィラなどで世界的に有名です。ゴルフ、競馬場、色とりどりのパラソルが開き、ビーチチェアが置かれた砂浜などが、世界中のツーリストを引き寄せています。いくつものバーやレストランが並ぶ有名な海沿いの散歩道は653メートルあり、“レ・プランシュ”と呼ばれます。この散歩道に沿って、1920年代にできた脱衣ルームには、それぞれドーヴィル・アメリカ映画祭に由来するハリウッド映画のスターの名前がついています。第１回が開催された1975年９月以来、ロバート・デニーロ、クリント・イーストウッド、ジョージ・クルーニ、リズ・テイラー、ジュリア・ロバーツ、ハリソン・フォードなどといった大スターを迎える重要な場所となっています。
いまも、ギュスターヴ・フローベールやサシャ・ギトリーなどといった作家やアーティストに愛されている町であり、アガ・カーンやリタ・ヘイワースなどの有名人に好まれている町。ココ・シャネルは1913年にホテル・ノルマンディーに２軒目のブティックを開きましたが、当時はとても斬新なスタイルのホテルでした。
トゥルーヴィル、オンフルーフ、カブールなどと同様、ドーヴィルはフルーリ海岸にあります。少し内陸に入ると、たくさんのハーフティンバー様式の家や、牧草地や花咲く林檎園の真ん中に藁葺きの家が建っているような田舎の風景が見られます。
Pariscityvision.com（パリシティヴィジョン・ドットコム）の新しいツアー「大地と海の間のノルマンディー」で、ドーヴィルの町を訪ねてください。