ルーアン
オート・ノルマンディーの首府、ルーアンはパリから130km、セーヌ川の湾曲部にできたフランス北西部の市です。ガリア人が造ったこの街は中世に経済的、政治的、商的に絶大な力を得ます。百年戦争の際に街はイギリスに奪われますが、1431年5月にジャンヌ・ダルクが火刑に処されたのはヴィユ・マルシェ(古市場)広場でした。フランスによる奪還以来、1944年に第二次世界大戦で空爆に遭うまでこの街は繁栄の時代を経験します。
今日完全に修復されたこの街では、木骨軸組や張出しのある見事な家屋が軒を連ねる小路をそぞろ歩きながら、多くの場所を訪れることができます。まずはルーアンのシンボル的存在であり、ゴシック建築のファサードがクロード・モネによって不滅のものとなったノートルダム大聖堂。そしてまた、100の鐘楼の街のもう二つの見所として、サン・マクルー教会とサン・トゥーアン教会が挙げられます。
人通りの絶えない歩行者道路、大時計通りでノルマンディー名物シードルあるいはイジニーのキャラメルを味わった後、14世紀建造の素晴らしい月相天文時計を是非ご覧下さい。またミュージアムとしては、絵画の華麗なコレクションを所蔵する美術館、またそれより地味ではありますが、市の著名人に捧げた三館としてジャンヌ・ダルク、作家のコルネイユとフロベール記念館があります。
Pariscityvision.comが新たに提供するミニバスツアー、ノルマンディー・地と海の間をご利用いただくと、この街のガイド付き見学およびオンフルール、ドーヴィル等の他の海岸都市をご覧いただけます。
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