アンジェ城
トゥールから120km離れたメーヌ=エ=ロワール県、アンジェ市入り口にある、アンジュー伯の城として知られるアンジェ城は、フランスで現存する中世の要塞の一つであります。
25 000m2の土地、外周800m以上のこのロワール城は、17もの頁岩や石灰土からなる円塔を周囲に配しています。メーヌ川を見下ろしアンジェの中でも最も高くに位置するその地は戦略的でもあります。この地に人類が存在した形跡は、紀元前4500年~4000年までさかのぼります。
跳ね橋を渡ると、1230年頃、聖王ルイ9世によって建てられた要塞内に優雅な庭園を備えた中庭に辿り着きます。また、14世紀~15世紀の間に建てられた建物があり、そこには、王の住居、教会堂、要塞があり、今はなき建物の跡地には黙示録のギャラリーがあります。
アンジュー伯は、14世紀~15世紀にこの地に住居を構えました。その後、16世紀~20世紀の間は刑務所、駐屯地そして第二次世界大戦中は弾薬庫と時代に応じて役割は変わりました。
14世紀末にアンジュー公ルイ1世のために織られた長さ103mの黙示録のタピスリーは、豊富な配色と織りの技術を示しつつ、作品の保存に必要な新しい博物館学により、改装されたギャラリーに展示されています。城にはまた、15世紀~16世紀のタピスリーのコレクションが所蔵されています。
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